会社の売上を伸ばすために、自社で広告宣伝を行ったり、マーケティングを外注することがあると思います。
しかし、マーケティングの効果を最大限に引き出すには、もう一つ手前が重要だと考えています。
そこで今回は、中小企業やスモールビジネスを行う企業が売上を伸ばすための『研究開発費』にフォーカスしたいと思います。
研究開発するポイントを見直しましょう!
まず一般的に研究開発費と聞くと、商品開発を思い浮かべると思います。
確かに商品開発もそうなのですが、同時に研究開発を行う必要性を感じているポイントがあります。
それは自社商品が『売れていく仕組み』を研究開発することです!
そこに惜しまず投資をすることでビジネスのスピードを速めることが可能ではないでしょうか?
一般的な研究開発費の勘定科目の意味とは少しズレますが、この視点は他社との差別化を図れる所だと思います。
どれだけ良いと思うものや、サービスが生み出せたとしても、その活用方法を提供して目に見えない価値に気付いてもらわなければ意味がありません。
そもそも自社商品の活用方法の提供・サポートまで、しっかり行えている会社に出会うことが少ないです。
自社製品をダイヤモンドの様に磨き上げるか、ただの石ころにしておくのか?
例えば、提案時にも
『うちの製品(サービス)は他社と違ってココが優れています』
『価格が同業他社より安いです』
『うちの強みはココです』
だけでは、足りないと思うのです。
どれだけ良いものであっても、ダイヤの原石と言われても磨かなければただの石にしか見えません。
その価値や魅力に気付いてもらうには一手間・二手間かけて、一番良い状態を認識できる状況を作ってあげる必要があると考えています。
その魅せ方に研究開発費を投入することも必要なのではないでしょうか?
わかりやすく捉えて頂くと、普通であれば『営業』に対して研究開発を行えと指示することはないと思います。
しかし、営業というものの価値を正しく認識してもらう行為に研究開発費を投資することが、他社との差別化を行える方法だと確信しています。
そして、誰にどのような方法で自社商品を活用してもらうことで、一番輝けるのかを見つめ直すことを実践してみてはいかがでしょうか?
研究開発費。
私は惜しまずドンドン投資しています!
少しでも経営の参考になれば嬉しいです。
では、また次回^ ^
投稿者プロフィール
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月次決算からの財務コンサルティングが真骨頂。同じ売上でも利益を増やし、その利益で更に利益を生み出す仕組みを構築することを得意とするコンサルタント。
会社と個人の資産・負債の組み換えの発想や、月次の財務から導く経費削減のアイディアが経営者・税理士・FPから支持されている。
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