メンタルに関する経営戦略の考え方

前回のnoteでは、時間に関する経営戦略の考え方をお伝えしましたが、今回は一番のネックになるメンタルについてお伝えします。

※前回のブログを見逃した方はこちらを先にお読み下さい↓

『時間』に関する経営戦略の考え方とは
https://note.com/siruf_bos/n/n35eb3428f351

上記で書いたように、私はビジネスで投資行為を行うには、お金が全てではなく時間がキーになると考えています。

時間を生み出す戦略の効果

ですが、投資行為を行った際の投資とリターンのタイムラグであったり、ビジネスが大きくなればなるほど投資額が大きくなることにより、そのストレスは大幅に増加していきます。

そして、事業を大きくすればするほど、自分以外のものをコントロールすることも必要になります。

『事業における投資行為の結果は自分次第』
これが通用しなくなるということです。

わかりやすく例を挙げてみると、最初は自分1人のフリーランスで事業を行っていたとします。
自分のスキルアップに対して100万の自己投資を行ったとしましょう。

この100万の投資を回収するには100万でトントンです。

当たり前ですね。

では、この投資額を3ヶ月で回収できたとしましよう。
年間通したら100万の投資に対して400万の増収ができ、この投資行為で『300万の利益』が取れたとします。

この場合は、投資に対するリスクは『自分次第』でコントロール可能です。
要は自分が頑張れば回収できる状況にあります。

時間を生み出す過程の弊害もある

次に、自分だけでは事業が回らなくなり、この利益の300万で従業員を１人雇用したとしましょう。

人を雇用するという投資行為により、事業主である自分自身の『時間を作る』投資行為であれば、「まだ」この行為は自分次第でなんとかなる範囲ではあります。

しかし、自分が行っていた仕事を他人に任せることで、同じ作業に対する時間効率は落ちます。

そこに対して、『自分がやった方早い』と思った時点でメンタルに影響がでてきます。

そもそも自分の時間を生み出すための投資行為で、そこには育成というタイムラグが生じるにも関わらず、自分よがりの考え方をしてしまい自分のメンタルを傷つける。

これは良くないですね、、、

更に事業が大きくなっていった場合、従業員も増え自分がコントロールできないことのほうが増えていき、人間関係でのストレスも増加していきます。

この際メンタルの維持はとても重要です。

そして、毎月の支払い額が増え、もし取引先の売掛金が回収できないとすると資金が回らなくなることや、受取手形のサイトが長く現金化できないこと等々、自分でコントロールできないことが無数に増えていきます。

この時のメンタルを維持することは難しく、時間に関する経営戦略に基づいた投資行為を続けることができなくなるのです。

「これ以上負担が増えないように、売上を伸ばすのはやめて現状維持にしておこう」
「こんなことなら事業を小さくして負担を減らそう」「そうだ！トレーダーになって一儲けしよう」「不動産投資してインカムゲインを得よう」

なんて考えまで起きてしまうのです、、、

でも、経営者はこの部分を共有して、理解してくれる相手がいないんです、、、

具体的な解決策を持っているブレインがいないんです、、、

というか、投資行為を行い続けてフルスロットルで進んでいくには、ここを理解してこのメンタルの負担を半分背負ってくれるブレインが必ず必要になると考えています。

攻略のポイントをお伝えします

だからこそ、私のコンサルの本質は、前回と今回で書いた『時間とメンタル』をオリジナルの財務コンサル手法である『田目財務』の根幹に置いているのです。

財務コンサルに時間とメンタルの概念を組み込む事の必然性を、薄っすらでもご理解頂けたと思います。

私がこの考えに至ったワケは、自分自身が根っからの起業家だからです。

私自身、現在自分の会社で10事業を同時進行で進めながら、顧問先5社+スポットコンサルをこなし、現場で圧倒的なtrial & errorを繰り返してきたからこそ生まれたものです。

そう！自分がもう一人隣にいてくれたら、もっとビジネスのスピードをあげられるのに、、、と思っているんです(笑)

自分でやれば？と思うかもしれませんが、ここに対して『時間を作る』という投資をしたいのです！

是非経営者の方は参考にして下さい！
そして、自分のブレインとなる人に投資して下さい。

コンサルの方、ここを理解した上で中小企業経営者をサポートしていきましょう！
私もまだまだ精進していきます。

ではまた^ ^