今回はビジネスを加速させる財務戦略についてお話していきます。
ビジネスを加速させるには、車で例えるとガソリンとエンジンの2つが必要となります。
排気量によっては軽自動車とフェラーリのようにスピードに大きな差が出ます。
燃費に関してはどうでしょう?
もちろん、フェラーリは燃費が悪く、軽自動車は燃費の上で勝ることになります。
いくら早い車でもドライバーの能力次第では、事故が起きる確率も変わってきます。
コレをビジネスに置き換えた際どのように考えたら良いのか?
エンジンとは、会社の能力・技術力であると考えます。
ガソリンとは、会社の資金力と考えます。
ビジネスにおいて燃費を気にせずどこまでも資金投入できるのであれば、フェラーリでフルスロットルで駆け抜けていくこともできるのでしょうが、
会社の資金力がまだ少ないのであれば、まずは徒歩や自転車で時間と労働力を切り売りして、車やガソリンを調達する資金を捻出しなければならないかもしれません。
この結果、資金調達によって興せるビジネスの大きさも変わってきます。
当然ビジネスのスピードも変わってきます。
事故が起きる確率も変わってきます。
であれば、今の状態で適正な速度を知って、極力事故が起きにくいけども最速で走れる状況が作れたら良いと思いませんか?
お金があったら更にあれをやりたい!
これをやりたい!
とビジョンを持たれている社長は、ここの指標をザックリと分かりやすくサポートしてくれる人が隣にいたら強いわけです!
たまに、顧問税理士のアドバイスのみに耳を傾け過ぎて、超低速走行なのに、ガソリンダダ漏れでタイヤ脱輪寸前の会社に遭遇します^^;
社長や会社のポテンシャルが全く発揮されておらず、社長はビジネスのこと以外の不得意なことまで労力と時間を割き、士業の方達と宇宙語のような打合せを行い疲弊しているのを見るとなんとか手を差し伸べたくなります。
儲けやすい環境作りましょうよ!
そこにかかるコストよりも、生み出す利益のほうが圧倒的に大きくなりますよ?
会社は利益を出すことでのみ生き残れて、利益を出すことで成長できるじゃないですか?
もっと利益を出しやすい環境作りましょうよ?
会社経営で様々な問題を抱えていると思います。
でも、一番のボトルネックを取り除く事ができれば、8割方の問題は自然と解消されます!
中小零細企業にとっては、それは実は資金繰り以前の問題だったりします。
社長の心だったり…
社長の身体だったり…
そうした場合、誰に相談したところでボトルネックを解消することはできないんです。
解決策は意外と自分の中に既にあるのかもしれませんよ?
僕は、独自の田目財務®︎の中に、時間とメンタルの概念が存在するとお伝えしています。
財務の中に心と身体の考えも存在するんです!
数字だけ見ている人では絶対に、財務改善のボトルネック解消には至らないでしょうね…
この概念が、ビジネスを加速させる財務戦略の根幹だと思っています。
真っ先に取り組む財務改善の第一歩は、社長の心と身体からなのかもしれませんね…
ではまた^ ^
投稿者プロフィール
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月次決算からの財務コンサルティングが真骨頂。同じ売上でも利益を増やし、その利益で更に利益を生み出す仕組みを構築することを得意とするコンサルタント。
会社と個人の資産・負債の組み換えの発想や、月次の財務から導く経費削減のアイディアが経営者・税理士・FPから支持されている。
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